ウルトラジャンプ連載中のジョジョの奇妙な冒険第8部「ジョジョリオン」第2巻を読んだ感想です(ネタバレ注意)

ジョジョの奇妙な冒険の第8部がスタート!舞台はジョジョの奇妙な冒険第4部の「東方仗助(ひがしかた じょうすけ)」とそのスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」が活躍した杜王町です。荒木先生によるとこの第8部と第4部に登場する人物は全くの別人とのことですが、第8部に登場する人物の名前は第4部とどこかで繋がっているのではなかいと思ってしまうところがあります。今後、どのような展開になるのかとても楽しみです。

1巻のあらすじ

S市杜王町。震災後、突如、町の中に現れた「壁の目」と呼ばれる隆起物付近で、大学生の広瀬康穂は肩に星形の痣がある謎の青年を発見した。記憶が全くない青年と共に、その素性を突き止める事にした康穂は、彼がかぶっていた帽子を売っている店を訪れる。
そこで明らかになったのは青年の名前が「吉良吉影」ということ、そして自宅マンションの住所だった。
マンションの部屋へとやってきた2人であったが、待ち伏せされていたかの様に青年は上の階の住人からのスタンド攻撃を受け、手足の自由を奪われていく。両手・両足の自由を奪われながらもスタンド「ソフト&ウェット」で反撃、そしてついに敵と対面!果たして吉良吉影とはこの男のことなのか!?

◆内容

※ネタバレ注意
ジョジョリオン・第2巻吉良吉影の部屋の上階に住む住人は笹目桜二郎(ささめ おうじろう)いう自称サーファーで、「ファン・ファン・ファン」という名前のスタンドを操る。笹目は吉良吉影に恨みを持っており、定助を帰宅した吉良吉影と間違えて攻撃したのである。定助は笹目に勝利した後に笹目から吉良吉影の情報と、本人が映る写真を入手する。その写真には定助が発見された壁の目が映っており、定助と康穂は再び壁の目へと向かう。

定助が発見された壁の目の水たまりを調べてみたところ吉良吉影の遺体が発見された。死後3日は経過しているとのことで、定助が発見された日にちにも近い。

その後、定助は東方家に引き受けられる。その時に名前を「東方定助」とされた。
東方家には主の「東方憲助(59)」と長男の嫁「密葉(31)」とその子供「つるぎ(9)」、憲助の長女「鳩(24)」、次女「大弥(16)」、次男「常秀(18)」と家政婦の「虹村さん(22)」が住んでいる。

東方大弥定助は次女の大弥の面倒をみることになるのだが、大弥のスタンド「カルフォルニア・キング・ベッド」により定助の記憶が一つずつ奪われていく。
1つ目は東方家の階段の手すりにあったマークと遺体の吉良吉影の腕についていたマークの記憶を奪われ、2つ目は助けを求めて連絡を取ろうとした広瀬康穂の記憶を奪われてしまう。この大ピンチを切り抜き、広瀬康穂と共に謎のマークが持つ意味をつかめるか次の3巻以降が気になるところです。

◆感想

この第8章は謎が多い。誰が味方で誰が敵だかよくわからない。
主人公である「東方定助」は遺体で発見された「吉良吉影」のとのDNA検査で、95.8%の確率で同一人物と診断された。
定助は吉良の兄弟?それとも首筋にある星形のアザからジョースター家の人間なのか?
東方家の住人もスタンド使いっぽいので、どのような展開にあるのか期待してみたい。

目次

  • #006:ソフト&ウェット その⑤
  • #007:定助 東方家へ行く
  • #008:カリフォルニア・キング・ベッド その①
  • #009:カリフォルニア・キング・ベッド その②

他巻の感想