ウルトラジャンプ連載中のジョジョの奇妙な冒険第８部「ジョジョリオン」第1巻を読んだ感想です（ネタバレ注意）
◆内容
※ネタバレ注意
3月11日の大震災により日本の東北にある杜王町もまた死傷者、家屋の倒壊など多大なる被害を受けた。また、この大震災の影響により長さ10㎞にわたり地面が隆起し壁が出現した。この壁は通称「壁の目」と呼ばれ、大震災の第2の問題とされていた。
この物語は恋人岬付近の壁の目で広瀬康穂が地面に埋まっている男性を助けるところから始まる。
この男性は自分が誰なのか、なぜここにいたのか思い出せない。自分自身の記憶を全て失っているのだ。しかし、彼の首筋にはジョースター家やディオにあった星形のあざがあるのだ。
※彼がこのジョジョリオンの主人公「東方定助」である。
定助が埋まっていた現場で東方常秀（広瀬康穂の幼馴染）とトラブルになりシャボン玉のようなスタンド能力を発揮する。
その後、病院に入院することになるが、広瀬康穂と共に彼（今後は「東方定助」とする）の正体を探るため病院を抜け出し、帽子屋で吉良吉影（きら よしかげ）という名前と住所を聞き出すことに成功する。
手に入れた住所のマンションに向かい、部屋に入り手がかりを見つけようとバスルームに入ると裸の女性がいた。
彼女は何者かによって拉致されており、この部屋の上階にいる人間のスタンド能力で監禁されていた。
彼女は自分自身を殺傷しようと不可解な行動をとるため、それを止めようと定助は止めようとするのだが、それは定助をスタンド能力で監禁するための攻撃だった。
手足に傷を負うとその手足は上階の人間のスタンド能力で支配されてしまう。両手両足が支配されてしまうと抵抗ができなくなるのだ。
両手と左足を支配され、残りの右足まで負傷し支配されかかるが東方定助のスタンド「ソフト＆ウエット」で反撃に転じ、上階の人間をベランダから外に落とすことに成功したところで第1巻は終了する。
◆感想
ジョジョリオンはジョジョの奇妙な冒険第4部「ダイヤモンドは砕けない」と登場人物は全く別人という話だが、吉良吉影という名前やマンションの部屋から切った爪を保管する瓶などが出てくると第4部とつながりがあるのではないかと思ってしまう。それと同時に「キラークイーン」も出てくるのではと期待が高まってしまう。
定助の首筋にある星形のアザもジョースター家と関わりがあることは間違いないと思うので今後の展開に期待したい。
ところで、東方定助のスタンド「ソフト＆ウエット」はなんとなく弱っちいイメージがある。今後、「スタープラチナ」や「クレイジー・ダイヤモンド」のように強さもイメージできるスタンドに進化していくことを希望したいです。
目次
- #001：ようこそ 杜王町へ
- #002：ソフト＆ウェット その①
- #003：ソフト＆ウェット その②
- #004：ソフト＆ウェット その③
- #005：ソフト＆ウェット その④
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