全豪オープンテニス第3回戦・錦織圭 VS スティーブ・ジョンソンの試合をテレビ観戦した!

全豪オープンテニス
テニス観戦をしたのはいつ以来だろう。松岡修造が、そして錦織圭の現コーチであるマイケル・チャンが現役の時以来ではないだろうか。
その当時はウインブルドンテニスをよく観戦していた記憶がある。
2015年1月24日(土)にフィットネスクラブに行ってジョギングをしている時に、ジョギングマシーンに設置されているテレビを付けたらちょうど全豪オープンテニス3回戦の錦織圭(世界ランク5位)とスティーブ・ジョンソン(米・世界ランク38位)の試合が生中継で行われていた。
今まで錦織圭の試合はスポーツニュースのダイジェストでしか観たことがなかったが、去年世界ランク5位になる前までは高速サーブを打つ選手にはなかなか勝てないな印象があった。
しかし、去年世界ランク5位になったことからもわかるように、高速サーブを打つ選手にも勝てるようになったその進化をこの試合で見せてもらった。

第1セットは両者ともにサーブを1度ずつブレイクしゲームカウント6-6のタイブレークになった。ジョンソンが200km/hを超える高速サーブとフォアハンドからの強烈なストロークを打つのに対し、錦織圭はジョンソンが不得意なバックにボールを集め両者一歩も譲らない試合となった。第1セットはタイブレークで1度はセットポイントを取るものの最後はミスが続き第1セットを逆転で奪われてしまった。この時、この第3回戦は苦しい展開になると個人的に思っていた。

第1セットが終わり、第2セットに入って新年会の予定があったため続きが気にはなったがジョギングを終えテニス観戦を終えた。

帰宅後にやはり試合結果が気になったのでヤフーニュースで結果を確認したところセットカウント3-1で錦織圭が勝利していた。
正直、勝利していても接戦になっていると思っていたが、第2セット以降、6-1、6-2、6-3と圧勝していたのに度胆抜かれた。
深夜にNHKでこの第3回戦の試合を放送していたので、録画して翌日観てみると第2セット以降、錦織圭のサーブレシーブがジョンソンの高速サーブに対応しており、かつ錦織圭のサーブはジョンソンが対応できないほど冴えまくっていた。また、時折見せるドロップショットは見事に決まり、ラリーでもラインぎりぎりに打ち分ける正確なショットにはすごいとしか言いようがなかった。この緻密なストロークを見ていると体操の内村航平のように日本人が得意とするとことん技を極めた技術の高さを感じた。
第3回戦を終えた錦織圭は2015年1月26日(月)に第4回戦でダビド・フェレール(スペイン・世界ランキング10位)と対戦する。
緻密なストロークショットに加え、力強いサーブを身に付けた錦織圭の今後の活躍に期待したい。